科学の教育について考える 2
何世紀にもわたる、学問の境界にまたがる連続があるために、やや当惑したその親よりも大きく、輝かしく成長した哲学の子供に過ぎないかのように、科学史を描く事も出来る・・・
そういった哲学を通した科学論へのアプローチを取れば、確立された知識、原理の確固とした基礎、研究計画、理論的洞察、妥当な教材、経験を積んだ教師を求めるのに、古くからの学問領域に依拠することが出来るでしょう。
しかし、科学哲学を教えることが、STS教育の日的達成にどれだけ貢献するのでしょうか?
理科系の学生が科学的知識と、他の信念を区別するのが何かについて、はっきりした考えを持っていることは、極めて大切です。
何処まで、そして何故科学を信じるべきかという認識論的挑戦は、正に基本的です。
STS運動の主要な目的の一つは、すべての科学が、そして科学だけが完全無欠であると主張する科学主義と、またすべての科学知識は疑わしく、不らちであるとする反科学主義のニ者択一しかないという考えから脱却することです。
このジレンマが実は無邪気なものだということは、科学的知識の知的性格、科学的妥当性の判断基準、科学の諸分野の状況、観察と実験、推論と理論、議論と証明の役割についての研究によってはじめてわかります。
・・・以上の点のいくつかは、科学の特定の分野を教える際に引用される例が、極めてはっきり示してくれます。
しかし、基礎的知識としても応用の面でもこういった点がごく一般的なことであることを示すのが、研究における学際性の使命の一部です。